2012年10月17日水曜日

Parrot Zik

e☆イヤホンのWebで会員限定のシークレットセールというのをやっており、ずっと気になっていたヘッドホンを思わず買ってしまいました。
それが「Parrot Zik」です。

詳細はコチラを参照ください。

Parrot社はヨーロッパでiPhone等の周辺機器を作っていたメーカーで、Parrot Zikが初のヘッドホンになります。
ただ、周辺機器で培った色々なアイデアが盛り込まれていて非常に面白い製品になっています。

e☆イヤホンのリアル店舗でも試聴しており、面白いがジェットだな~とは思ってたんですが、音質的には普通かな?って感じだったので、購入しませんでした。

通常価格は39,900円なんですが、5,000円引きで34,900円でした!
中古でも32,900円なのでかなりのお買い得!!これは買わないといけないでしょう。(笑)

ブログアップが遅くなっただけで、実は10月5日(金)に受け取りました。

中はいつも通りしっかりした梱包です。
このあたりの安心感がe☆イヤホンを利用する理由の一つです。

更に商品自体にもプチプチで梱包がされています。

箱を開けると既に商品が見えています。
カッコいい!と思わずつぶやいてしまいました。
こちらBluetooth対応で専用アプリもあります。
そのため、左下にiPodの対応シールが貼ってあります。
ちなみにAndroidにも対応しています。

裏には保証書がしっかりと張り付けられていました。
e☆イヤホンは修理の対応もしっかりしていて、Webで買った物も最初の送料と修理代のみで全国どこからでも対応してくれるのが良い所です。

マットブラックのハウジングと金属製のアームがカッコいいです。
このハウジングの右側がタッチパッドのコントローラになっており、タップやなぞる動作で音量の増減、早送り、巻き戻し、受話のコントロールが出来ます。

本体の下にはアクセサリボックスが入っています。

アクセサリボックスの中にはマニュアルと付属品が入っています。
マニュアルは8ヶ国語で書かれています。
ただ、操作は直感的にできるため、ほとんど必要ありません。

付属品はキャリングポーチ、充電・ファームウェアアップデート用USBケーブル、ステレオミニプラグコード(4極)、バッテリーになります。
キャリングポーチがただの布製なのがちょっと残念です。

本体を取り出してみました。
まずはセットアップが必要です。

左のハウジングの側面が磁石で固定されているのでこれを外します。
爪なのは無いので、普通に持ち上げるだけで外れました。
(磁石が強力なので簡単にははずれずに少し不安になりましたが)

分かりにくいですが、窪みにバッテリーを挿入しました。
バッテリーは非常に小型・軽量でいいのですが、Bluetooth、ノイズキャンセル、音楽再生状態で稼働時間が6時間と短いです。

ただ、このままでは僕のスマートフォン(GALAXY SⅡ)とは接続できてもアプリが使用できません。
それはAndroid対応アプリで動作させるには本体のファームウェアを1.01以上に上げる必要があるからです。
そのためヘッドホンをPCと接続してファームウェアの更新を実施します。

ファームウェアはPorrotのHPのサポートページよりダウンロードできます。

ダウンロードページに説明書きがありますが、全部英語です。(汗)
でもそんな難しい手順じゃないので実施できました。(1回失敗しましたが(笑))
簡単に言えば、ファームウェアをダウンロードしてコピーしてスマホのアプリを起動すればOKです。

右側ハウジングに電源ボタン、ステレオミニプラグのインプット、充電・ファーム更新用USBと付いています。
USBの形式がmicro USBなのがスマホと同じで充電用ケーブルが共用出来て便利です。

 スマホのアプリ「Parrot Audio Suite」のコントロール画面です。
ノイズキャンセリングのON・OFF、コンサートホールエフェクター(音場調整)、イコライザー(音階調整)が可能です。

更にエフェクトのアイコンをタッチすると詳細のコントロールが可能です。
色々いじった結果、Jazz Clubの90度が標準的な音場に感じました。

そこをあえてConcert Hallの120度まで広げてやると、 普通のヘッドホンでは楽しめない広い音場を堪能できます。
その分音はちょっと薄くなる感じですが。

イコライザーで、低音~高音を7段階に分けて細かな調節が可能です。

プリセットのイコライザーもあります。
僕は中・高音好きなので「Vocal」がちょうどいい感じでした。

ここからはこのヘッドホンのレビューをしたいと思います。

ここからはこのヘッドホンのレビューをしたいと思います。

音の傾向は低~中音重視です。
ボリュームがある低音でしまった低音ではなく、ちょっとボワつく感じです。
ただ、これは先にあげたイコライザーで変更する事は可能です。(低音の質感は変わりませんが)

解像度は低いです。
これは仕方ないです。
Bluetooth2.1なので、元の音源がどうであれ圧縮転送されちゃうので音は潰れちゃいます。

音場は広めだと思います。
ハウジングが厚めなので耳から離れた所から音が届き、音場が広くなっているのだと思います。
「Concert Hall Effect」を「Concert Hall」まで広げると、ポータブルヘッドホンの中では最強(?)の広さになります。

音質は低音重視という事もあり、ノリのいい音を鳴らしてくれます。
ただ、音の厚みという意味では少し薄く感じます。
本当はポタアン(Gobiva Porta Tubeとか)を噛ませたい所ですが、それじゃ折角の無線の意味が無くなってしまいますからね(笑)

装着感は良好です。
イヤーパッドはオーバーイヤー(ちょっと小さめだけど耳は入ります)で柔らかく、フィット感があります。
ヘッドクッションは固くて長時間してると痛くなります。
ただし、イヤーパッド側のフィット感で重量を分散してくれるのでそこまで長くなければ(1時間程度なら)全然問題ないです。
ヘッドバンドの長さ調節は短めです。
僕はギリギリ最大でフィットしました。頭の大きい人では入りきらない可能性があります。

無線については良好です。
Bluetoothなのでそこまで遠くは無理ですが、家の中の見晴らしのいい場所なら5m位は大丈夫でした。
ただ、街中で使っているとたまに途切れる事がありました。何か(タクシーの無線かな?)と混線するみたいです。

ノイズキャンセリングは強力です。
BOSE QuietComfort 3を使ってましたが、同程度の効き目があります。

ハンズフリー通話にも対応しており、更に骨伝導も搭載していることから、外部の音を多少は拾いますが、通話品質は良いです。


色々と書いてきましたが、トータルの評価はポータブルの無線ヘッドホンとしてはかなり高い音質と操作感を持っているとおもいます。
(有線で高級機ならこれ上のモデルもあると思いますが、無線では十分な音質です。)
更に音のカスタマイズ性も非常に高く、価格(39,900円)以上の価値があると思います。

音もそうですが、デザインも気に入っています。
通勤用としてはメインのヘッドホンとなりそうです。

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