UE6000とはアメリカのUltimate Ear社が初めて作成したヘッドホンの1つです。(3タイプ同時発売)
Ultimate Ear社はプロ向けのモニターイヤホンを数多く手がけ、海外のミュージシャンに愛用されています。
コンシューマー向けでも、Triple Fi 10(通称10Pro)等のイヤホンの名機を生み出しています。
(10Proは『当然』持っています。)
そんなメーカーがヘッドホンの製造にも着手したとなれば、興味が惹かれるのも『当然』です!
まだ一般の家電屋には出回っていないのですが、『Apple Store』に先行で展示・販売されているという事で試聴しに行ってきました。
あった~お目当ての品発見です!
早速、試聴開始!
っと思ったんですが・・・店に置いてる『iPod Touch』の環境が酷過ぎる!
・入っている曲はマイナーな洋楽(多分使用料フリーのマイナー所や古い曲で、高圧縮音源)
・意味不明な延長ケーブルの使用(しかも品質悪そう)
・そもそもiPod直挿しが気に食わない(そもそも音質が良くないのは周知の事実ですから)
という訳で速攻でケーブルを抜いて自分の環境(WALKMAN+ポータブルアンプ)に差し替えて試聴開始です!
ただ、環境を変えて多少はマシになったんですが・・・音かなり悪いなコレ
低音(ベースやドラム)がボワついた音を前面に出し、中高域は引っ込んでしまってます。
全体的に音が薄っぺらくて、正直これは酷いな~と
ただ、冒頭でも書いたとおり、UE社は名門ブランド!こんなはずは無いと色々と観察した所、ヘッドバンドに『電源ボタン』を発見!
早速電源を「ON」にしてみました。
低音には絞まりが出て、中高音も前に出て音のバランスが良くなりました。
更に全体の音の厚みも増してこれならちゃんと聞けると納得です!
このスイッチ、『ノイズキャンセリング』のスイッチだったようなんですが、それだけではなく、音質の向上に、一役も二役も買っているみたいです。
ただ、肝心の『ノイズキャンセリング機能』としての効果は・・・『微妙』でした(苦笑)
一応効いてはいるんですが、かなり効果は薄く、元々の遮音性が低いのでちゃんとした効果は得れていないようです。
まあ、ヘッドホンを初めて作るメーカーにそこまで求めるのは酷というものですか。
装着感は軽く、イヤークッションはアラウンド(耳をすっぽり覆う)で付け心地は良好でした。
お値段は19,000円台とちょっと高めですが、あくまでApple Storeでの価格(定価販売しかしない)なので、量販店で販売される時にはもう少し安くなっているはずですから、この音ならコストパフォーマンスも良いと思います。
更に上位機種でUE9000というBluetooth対応モデルもあります。
僕はどちらかと言えばそちらの方が気になっているんですが、試聴機は有りませんでした。
ただ、製品販売はされていたので、パッケージを確認しましたが、重厚で各部の作りがしっかりしているように見受けられました。
そして、Bluetoothでも高音質の方式として最近出てきた『apt-X』に対応しているという事なので、どういう音になっているか楽しみです。
0 件のコメント:
コメントを投稿