2011年8月31日水曜日

SR-71B 到着

このタイトルでピンとくる方がいるかもしれません。

ただし、それはオーディオ(イヤホン、ヘッドホン)好きと航空機(戦闘機)好きに分かれることでしょう。


ただ、今回のお話はオーディオの方です。

まあ当り前ですが・・・

なんたって航空機の方のSR-71Bはもう稼働していませんから。

本題に入る前に航空機の方のSR-71Bのお話を少し
型番のSR-71だけでは聞きなれないと思いますが(僕も知りませんでした)、通称は「ブラックバード」で、こちらの呼び名の方が有名です。

「ブラックバード」は世界最速の戦闘機(正確には偵察機、偵察爆撃機)です。
その最高速度は3,529.56km/h(Wikipediaより参照)と、もはやどれくらいすごいか想像もできない値です。(笑)
無理やりその速さを例えるなら、地球の全周が約40,000kmなので仮に最高速で飛び続けれるなら10時間で1周出来る計算です。

ちなみに型番に「B」がついた「SR-71B」は複座型の練習機との事で2機しか製造されなかったレアものです。

バイク乗りには「ブラックバード」というとホンダの名機「CBR1100XX」の方がなじみがあります。
そのコマーシャルで戦闘機(ブラックバード)とのコラボをしていて両方とも凄くかっこよかったのを今でも鮮明に覚えています。



と、大分話が脇道にそれてしまいましたが、今回はこちらではなくオーディオ系、ポータブルヘッドホンアンプの話です。

アメリカの「RaySamuelsAudio」というメーカーに「SR-71A」というヘッドホンアンプがあるのですが、それをバランス出力対応にしたものが、今回購入した「SR-71B」です。

イヤホンが行きつくところまで行って(逝って?)しまったので(JH AudioのカスタムIEM JH13Pro)、更なる音質向上を目指してバランス化に手を出してしまいました。

ちなみに、こちらのお値段は69,800円なり~~~~~、我ながら大馬鹿野郎ですね。(笑)
同時購入したSilverDragonのケーブルと併せて約10万円ですからね、バイク仲間からそんなに金出すならバイク装備(ヘルメット、グローブ、ブーツ)を買えと言われそうです。

というわけで恒例の開封風景等ファーストインプレッションを書こうと思います。

今なら円高、ドル安なので直接アメリカのメーカー宛で個人購入した方が安いのですが(計算したら1万円位安かった)、注文の仕方が分からなかったのと、同じように思って先に注文した別のポタアンが2カ月たっても未だに届かないのを考慮して日本で並行輸入している業者を見つけてそこに注文しました。(まあ、まだ届いてない方のメーカーは遅いので有名なので・・・)
その甲斐あって10日で届きました。

封筒の中はプチプチ(緩衝材)で巻かれたメーカーの箱が、こないだケーブルが間違って届くという問題があったのでちょっとドキドキです。

ちゃんと注文したSR-71Bが入ってました。一安心です。(当然か?)

箱の中も緩衝材がビッシリです。
高価なもの&航空機輸送なのでこれくらいやってもらわないと不安になってしまいます。

内容物はこの4点です。
左から充電用のACアダプタ、メーカーの証書、ゴム足、本体です。
同じメーカーのSR-71A(バランス接続じゃないの)は9V電池駆動ですが、こちらは内蔵バッテリーです。
他にもポタアンを2つ持っているのですが、両方とも9V電池駆動何ですがサイズ、重量等から内蔵バッテリー型に移行したかったというのも今回の購入の動機です。
(もちろんバランス接続への興味が一番ですが)

こちらが本体です。
撮影時の光源の関係で反射していますが、実際には引きしまった綺麗な黒です。
本体は保有ポタアンでは一番薄いです。(CORDAのSTEP DANCEとMH AudioのHA-1を保有)

正面から見た所です。
スイッチ系は細くて誤って折ってしまいそうで操作が少し怖いです。
ボリュームの横にバランス接続用のアウトプット(四角い4極)、ヘッドホンジャック(ミニ)とあります。

充電用のコネクタは形状は一般的ですが、やたらと大きくて家にある同様のコネクタでは断トツ!!添付のACアダプタ以外ではサイズが合うものはありませんでした。(アメリカの規格なのかな?)
ゲインの調整スイッチがありますが、バランス接続だけあり右、左で独立になっています。
入力もバランスとヘッドホンジャック(ミニ)に対応しており、どちらか選択式になっています。






最後に聞いてみた感想ですが、一言で言えば「広!!、細か!!」です。

初めてバランスドアーマーチュア型イヤホンを聞いた時の感動を思い出しました。
同じ音楽を聴いているのに、こんなに音が入っていたんだと驚かされました。

音場も広く、各楽器が上下左右で自然に広がっており、なおかつセンターのボーカルもしっかりと真ん中に立体感を持って存在すると言うか・・・

大した耳を持っていない上に表現力がないのでうまく伝えられませんが、もはやイヤホンの域を超えた感じです。

STEP DANCEも高解像度で音場が広いのですが、どちらかというと左右の広さが強調され、イヤホンによってはセンターも引っ張られて中央の音の立体感がぼやけているような感じがすることがあったので、SR-71Bの方が僕は好みです。
(STEP DANCEは音の黒さ(? 余韻の消えるときや、音のON、OFFのメリハリのような所)が他にはない魅力で好きなんですが、上記のような部分や電池の持ちの悪さという部分がありました。)

とここまで書いてきましたが、ファーストインプレッションは以上です。


3 件のコメント:

  1.  SR71は私も好きな機体でした。当時は極秘扱いの機体で、写真とかもほとんどなく、いろんな意味で夢の機体でしたからね。偵察機ってところも私のツボにはまってました。旧日本軍でいえば百式司偵(Zガンダムの百式の由来)なんかが大好きでしたので。
     ブラックバードという名前も機体そのままのイメージで似合ってましたね。結局ハイパーさんがバイクの方のブラックバードを購入されていないので、私が買おうかな?まあ、実際は大きすぎて駄目でしょうけど。

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  2. こういうネタ(当然ですが航空機の方)に反応してくれるのはHANZさんかSIVAさんだと思ってました。(笑)

    それにしてもZガンダムの百式の由来は知らなかったので勉強になりました。早速Wikipediaで検索しました。
    偵察機だけあってずいぶん地味ですね。(当然か?)
    どうしてもあの金色のシルエットのイメージが強いので違和感があります。
    (まあ、モビルスーツとしてもあの色はさすがにやり過ぎですが・・・・)

    ポータブルヘッドホンアンプはマイナーな世界なので、製造元が結構好き勝手な名前を付けていたりします。
    たとえば今回購入した「Ray Samuels Audio」は航空機の名称がついていて、「SR-71」以外にも「Tomahawk」「Hornet」「Predator」「Mustang」等があります。

    まだ1日しか聞いていませんが、このアンプはかなり気に入っています。
    音の広がりが半端じゃなくて、耳の中で鳴っているとは信じられないです。

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  3.  百式司偵は当時の日本軍の傑作機でしたが、軍用機ですから金ぴかっていうのはさすがにないですね(笑)。でもスマートできれいな機体だと思いますよ。
     ちなみに今の自衛隊の装備も○○式という言い方をしますが(戦車なら74式とか、小銃なら89式とか)、漢字で百式っていうのは旧軍でしか使っていない表記だと思います。昔は皇紀、今は西暦ですから。

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