2011年6月5日日曜日

イヤホン修理(STAX SRM-001)

去年からイヤホン、ヘッドホンがマイブームになり、約半年でかなりの散財をしてしまいました。
(カスタムイヤホンが届いたら全部並べて写真をアップしようと思います。)

現在保有するイヤホンの中でも特にお気に入りの一品の調子が3月位から調子が悪くなっていたので修理に出していました。
その商品はSTAXというメーカーのイヤホンで、SRM-001というモデルになります。
STAX社は世界で唯一、エレクトロスタティック(コンデンサー)型のヘッドホン、イヤホンを製造しているメーカーです。
STAX社ホームページ

僕もヘッドホンとイヤホンを1つずつ保有しています。
今回調子が悪くなったSRM-001という製品は、多分世界唯一のコンデンサー型のポータブルタイプのイヤホンになります。
それというのも、コンデンサー型というのは高い電圧が必要で専用の機器が必要になり、SRM-001は小型なうえ、単四電池2本で稼働できる画期的な製品なのです。(エッヘン、って僕が自慢する事ではありませんが)

ただ、この製品も2010年1月に生産終了してしまっており、僕のイヤホンブーム到来時には新品の在庫はすでに無く、ネットで中古を探し周ってようやく見つけました。購入価格は2万円弱でした。

コンデンサー型の特徴は音の解像度が高く、反応がいいため、音の出だしや余韻がキビキビとしており、バックのコーラス、楽器の音までしっかりと聞き分ける事が出来ます。
音は高音は天井知らず(って表現でいいのかな?)ですが、低音の迫力は不足しています。
高級機になれば低音の迫力も増すのですが、機械も大型化していきます。
遮音性は皆無で、音も周りに漏れてしまいますが、それを差し引いても問題ないくらい音がいいです。高音が綺麗で僕好みです。


と、脱線しまくりましたが、このイヤホンを10分程度使用しているとノイズが乗る(凄く小さい音で「ビ~」という音が鳴り続ける)ようになりました。
音楽を停止してもノイズが乗ったままなので、ケーブルか振動板の問題で振動板が微振動している感じでした。

STAX取扱店は名古屋近辺だとビックカメラ名古屋店、エイデン名古屋本店、大須のノムラ無線があります。
ただ、ビックカメラ、エイデンは取扱数も少なく、大型量販店の対応は余り信用していないので(製品がもっとメジャーなaudio-technicaみたいなメーカーなら良いですが、STAXはかなりマイナーですから)、大須のノムラ無線に持ち込み、修理を依頼しました。

で、先週の土曜日に預けたのですが、ノムラ無線から月曜日に見積もりの連絡が来て、土曜日に修理完了品が届いたとの連絡があり、受け取ってきました。

修理の明細(修理納品書)がこちらです。
振動幕交換で6,825円とは聞いていましたが、内訳が振動幕が2,000円で技術料が4,500円とは思いませんでした。
明細ではオーバーホールと書いてありますし、修理に日数がかかっていたので、パーツ交換以外にも何か作業をしていたと思われます。
まあ、多少値段が高くても生産終了品なので直すしか選択肢がないんですよね。

緩衝材に包まれて製品が返ってきました。

緩衝材の中では製品は全てビニールでくるんでいました。
小さい会社ですが、こういう細かい所に気配りがあると安心感が増します。

こちらが直ってきた製品です。
(ケーブルを巻いているのは昔使っていた音楽プレイヤーiriverの付属品です。ちょうどよかったのでWALKMANに変えてからも愛用しています。)
数時間音を鳴らしっぱなしにしてみましたが、ノイズは出なくなっていました。ちゃんと直っていて一安心です。

ただ、繊細な機械だけにまた故障しないか不安です。
STAXさんで新商品(ポータブル用)をまた出して欲しいですが、難しそうですね~。

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