2012年9月27日木曜日

SONY MDR-1R 試聴

栄のソニーストアでヘッドホン「SONY MDR-1R」を試聴してきました。

ポータブル用でスイーベル機構(イヤーパッドが回転して持ち運び時にコンパクトになる)、更にケーブル着脱式で実売25,00円です。
振動板には最上位モデルのMDR-Z1000と同じ液晶ポリマーフィルムを使用しており、高音質を歌っているモデルです。(Z1000の50mmに対して40mmと少し小さめですが)

僕的にはかなりストライクな感じで、期待していたモデルです。

2色展開でブラックとシルバーがあります。
僕はシルバー×ブラウンが渋くて好きです。

さて、ここからは試聴したレビューです。

再生環境はウォークマンのA850からWMケーブル(DOCK STAAR WM-AUGPt2)、ポタアン(GoVibe Porta Tube)です。

装着感は軽くて非常に良いです。
パッドは薄めですが、耳を包む感じでフィット感は高いです。
ただ、その割には遮音性はそこまで高くありませんでした。

解像度はポータブルにしてはある方です。(ヘッドホン全体でも中の上という感じです。)

音場は普通ですね。
音は近めで奥行きはあまり無いと感じました。

音は高音よりで低音は少なめだと思います。
ただ、高音は刺さる事無く、少しシャリつきます。
音の厚みは薄めだと感じました。

液晶ポリマーフィルム採用と言う事で、MDR-Z1000とどうしても比較してしまうのですが、それほどの解像度と高音の綺麗さは無いですね。


ここまで試聴した結果を書きましたが、ポータブルとしては優秀だと思います。
もう少し値段が下がれば十分お勧めできる機種です。
ただ、どうしてもMDR-Z1000と比較してしまうせいか、音の厚み不足、音場の狭さが気になりました。
(振動板のサイズと、ポータブルによるイヤーパッドのサイズが影響しているんでしょうか)

もう少し値段が上がっても良いからポータブル出来るMDR-Z1000を作ってほしいです。

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