2010年3月22日月曜日

カニ食い小旅行

大学時代の友達と、毎年冬にいっているカニ食い旅行に行ってきました。
普段はもっと早い時期に行くのですが、参加メンバーのスケジュールを調整した結果、
カニシーズン終了ギリギリの3月末までずれこんでしまいました。

行先は例年通り兵庫県北部の香住、城崎でカニ、温泉を堪能します。

僕以外は地元(兵庫県)ということもあり集合は土曜日10時30分に三宮駅に決定。
前日まで仕事がぎっしりだったので土曜の朝、新幹線で移動しました。

3連休1日目という事で新幹線の指定席は全部埋まってしまっていたため、
自由席(といっても座れないのでずっと通路)で新大阪経由で三宮を目指します。

予定時刻より1時間ほど早めに到着したので久しぶりに三宮を散策しました。
(といっても10時前ではお店はほとんど開いていませんが)
大学時代によく遊びに来ていたのですが、10年も前の話なので町並みが変わったところもあり、
見ていて楽しかったです。
今度は店の開いている時間帯にのんびり買物しに来たいと思います。



綺麗な花が咲いていたので写真を1枚。
(花の名前は分かりませんが・・・)




集合時間になりいつものメンバー(男4人)集合したので、車に乗ってまずは昼食です。

この旅行、いつも宿&晩飯と翌日のルートは固定なのですが、
1日目の夜まではその都度違い、それも楽しみの一つです。
(過去には石見銀山観光、牡蠣、但馬牛等がありました。)

今年の昼食はボタン鍋(猪鍋)という事でした。
ツーリングや仕事でここ数年、獣肉をよく食べていますが、
よく言われる臭いはあまり気にならない方なので
初めてボタン鍋を食べるという事もあり楽しみです。


ボタン鍋を食べるのは丹波篠山の「料理旅館 近又」さんです。



慶長14年(1609年)創業の歴史のある旅館です。
一般的なボタン鍋の料理法(猪を味噌だけで煮る)を最初に始めたお店との事です。



入り口は言ってすぐの所に全長1m程の立派な猪が!!
では、早速いただきます(笑)
お店の人が言うにはこのサイズはギリギリ食用出来るサイズという事で、
これ以上大きくなると身が硬くておいしくないということでした。




建物の中は歴史のある旅館といったたたずまいで、
客室の1室でのんびりとくつろぎながら料理がいただけます。
階段の踊り場に「ロダン」作のブロンズ像?がありました。



猪肉が綺麗にお皿に盛られて登場です。
ボタン鍋と呼ばれるのも納得です。



猪を野菜と一緒に味噌のお鍋で煮込みます。




お店の人からお肉が柔らかくなるのに時間がかかるため、20分煮込んでくださいと言われました。
途中で我慢できずに2回程つまみ食いした友人曰く、途中で食べたらめちゃくちゃ
堅かった肉が20分たったらすごく柔らかく、おいしくなったとの事です。
お肉(特に脂身)がとてもおいしく、味噌味とあってました。



昼食の締めは猪丼です。
でも猪の肉は入っていません。(笑)
ボタン鍋の出汁で煮込んだ卵をご飯に載せていただきます。
シンプルですが出汁の味が染みていてとてもおいしかったです。




昼食でおなかいっぱいになったところですが、夕食までにおなかを減らす必要があるため、
道中のゴルフ練習場(打ちっぱなし)で軽く運動を実施します。



ゴルフ経験者が1人しかいませんがレッスン開始です。
綺麗なフォームでバンバン飛ばしていきます。
(でも撮影した写真を見せたらまだ不満があると言っていました。)



素人3人も練習開始です。
ちなみに、僕はSWを借りて打っていましたが最後まで曲がる&浮かないで進歩なしでした(泣)




適度に運動も実施し、次は温泉に向かいます。
宿の近くによく行く温泉もあるのですが、足を延ばして京都の夕日ヶ浦温泉に行ってきました。

ここは夕日がきれいという事でしたがこの日はあいにくの曇り空で見ることはできませんでした。



疲れた体をいやすべく温泉に向かいます。
お湯の温度が高めで、室内風呂は長湯出来ない感じでした。
露天風呂は広く、温度もちょうどいい感じでした。
これで天気が良ければ言う事なしなんですが。




お風呂も済ませて本日のメイン、カニを食べるべく香住の民宿へ向かいます。



ここがいつもお世話になっている民宿「つねの家」さんです。
(到着したのは夜で写真をとれなかったので翌朝改めて撮影しました)




客室に案内された後、荷物を速攻でおいてお待ちかねの晩御飯です。
漁港に近いこともあり、低価格で食べきれないくらいの量のカニを提供していただいています。
(1泊2食付きで15,000円)

今回初めて知ったのですが、カニは実は1人あたり1.5人前出ていたそうです。
(道理で食べきれないわけです)



メインはもちろんカニですが、サザエや刺身もあります。
蒸しガニが1人1杯あります。



焼き&鍋用のカニがコチラです!!
4人前(本当は6人前だったことが今回判明)で6杯あります。



早速食事の開始です。
焼いても焼いてもカニがなくなりません。
なんてぜいたくな悩み(笑)




今回、おかみさんからカニみそに焼きガニを付けて食べるという方法をお勧めされたのですが、
これがまたおいしい!!濃厚なカニみその風味が最高!!

焼きガニ、カニ鍋をメインにしつつ、途中で刺身やサザエの壺焼きで味を変えつつ食べていきますが
さすがに皆おなかがいっぱいになってきてペースダウン
さらに身をとるのが大変なカニの体の部分が余りがちになってしまいました。

ただ、これはいつものことなので想定通り、余ったカニを全部鍋でゆでてしまいます。



余ったカニの身を茹でているところです。
カニの身のみの鍋という普通はあり得ない状況です。(笑)



丁寧に身をとった結果、湯のみに山盛りになりました。
これだけで何円分ぐらいあるかな?



取った身を使った豪華なカニ雑炊です。
ふんだんにカニが入っているのが分かってもらえるでしょうか。



カニ雑炊まで食べきり、皆さすがにノックダウン状態です。



食べたカニの殻を積むとこんな感じです。
これでも2人分(3人前)ですので全員では更に倍になります。



まるで征服した山の頂に立っているようです(笑)




大満足の夕食が終った頃には既に夜9時を過ぎており(食事に2時間かかってしまいました!!)
部屋に戻ってTVを見ながらまったりと過ごします。

久しぶりに会うので近況を酒の魚にのんびりします。
こういった時間が一番リラックスできていいです。

ただ、さすがに疲れていたので皆11時には就寝です。
大型の低気圧が通過しているという事で外は大荒れで何度か目が覚めてしまいました。

翌朝、起きてから空模様を確認したところ、雨こそ降っていないものの一面の曇り空でした。
まあ、2日目は観光もないので問題ありませんが。



全員起きたので朝食へ。
普段が食パン1枚の生活なのでこういった朝食は嬉しいものです。



みそ汁の中にしっかりとカニが。
小さいとはいえカニの半身が入っており、良く出汁もでていておいしかったです。




朝食時に昨晩の雨、風に含まれる「黄砂」が酷かったことを聞いていたのですが、
いざ出発しようとすると車がすごいことに!!

予想以上の黄砂の威力に皆、まずは写真撮影



フロントガラスに砂がビッシリついています。
これはふき取らないと走行に支障が出てしまいます。




車のガラスを綺麗にし、出発です。
2日目は城崎で温泉し、昼食は出石そばというお決まりのルートです。



城崎に到着したのですが、ついに雨が降り出してしまいました。
雨も風情があっていいのですが、いかんせん寒い!!
早く温泉に入って体を温めないと



城崎には7つの外湯があり、毎回違うのに入っています。
今回は「一の湯(洞窟風呂)」に入りました。
洞窟は迫力があり、温泉自体も気持ち良く冷えた体が芯から温まりました。



お湯からあがってお土産屋を見て回ったら新しいお店が出来ていました。
城崎ビネガーというお酢の専門店でした。



店内はおしゃれな作りで色々な種類に飲むお酢が置いてありました。
ここで自分用にお土産を購入しました。




昔、城崎に来た際には「カニみそソフト」という一風変わったものがあり、
それ以来探しているのですが、やはり今回も見つからず。
かなり個性的な味(濃厚なカニみそとソフトクリームの味が完全に喧嘩している)で
罰ゲーム以外の使用目的が思いつかないものだったので(笑)
なくなってしまったようです。



普段は温泉卵を求めた人で混雑しているのですが、あまりの寒さに人はまばらでした。




この後は出石そばを食べに行けば予定はすべてクリアです。

出石そばは小さなお皿に乗ったそばを食べるものです。
1人前は5皿で、成人男性なら15皿位は食べるのですが、
20皿で通行手形をお土産に貰えます。

今回も20皿食べる気満々で、入った店が満員!
席が空くのを待ち、ようやく食べだしたところで
材料切れと言われ、8皿で終了という不完全燃焼に!!

お店の人からお詫びにという事で「そば かりん糖」というのをもらい、
車中で皆でそれを食べて飢えをごまかします。

帰路では少し渋滞に巻き込まれたものの特に問題なく帰宅できました。

そして今回のお土産は以下のようになりました。



城崎ビネガーで購入した飲むお酢「マンゴー&トマト」です。
水、湯で3倍に薄めていただきます。
マンゴーの甘みとトマトの酸味でとても飲みやすくおいしいです。



実家&友達用に購入した炭酸せんべいです。



新大阪駅で見つけ、思わず購入しました。
ビアード・パパは全国展開しているシュークリーム屋です。
この商品は新大阪駅限定という事です。限定品に弱いので・・・



どう見てもタコ焼きにしか見えませんがちゃんとしたシュークリームです。
緑の粉(青のり)は抹茶パウダーで、赤い粒(紅生姜)はベリー系のドライフルーツです。




出石そばだけは残念でしたが、それ以外は予定を完遂でき、大満足の2日間を送ることができました。

あ~、これで当分はカニは食べないでいいな~(笑)

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