先週末にレース観戦してきた鈴鹿サーキット2&4の詳細レポートをようやくアップします。
2000枚位写真を撮ったのですが、走行写真が大半なので1枚ずつチェックしてピンボケや構図をチェックするのが大変でした。
全部一度には掲載できないので4回に分けて掲載します。
まずは「2輪レース編」をアップします。
今回は土曜日の予選、日曜日のフリー走行、決勝と観てきました。
予選はホンダの秋吉選手、伊藤選手、高橋選手、スズキの加賀山選手、ヤマハの中須賀選手のタイムが接近していました。
秋吉選手、中須賀選手は昨年もタイトル争いをしており、当然の結果かもしれません。
伊藤選手は昨年で引退を表明していましたが、自信が震災の被害にあい、同じように被害にあった方を励ますために急遽スポット参戦を決められたそうです。
準備不足でこの速さはさすがは伊藤選手です。ファンとしてはやはり引退は早すぎたのでは?と思ってしまいます。
スポット参戦といわず、このままフル参戦してもらいたいものです。
高橋選手は若手の成長株です。
ベテラン勢がつわものぞろいですが、昨年もいいレースをしていましたし、ここで鍛えて将来の日本バイクレース会を牽引する選手に育ってくれると思います。ゆくゆくは世界で活躍してくれることでしょう。
加賀山選手はずっと海外(SBK、BSB)で活躍していましたが、今年は闘いの場所を日本に戻すこととなりました。
世界選手権で育まれた実力は疑いの余地がありません。今年のチャンピオン候補の1人です。
決勝でもこの5人が接戦を繰り広げましたが、昨年のチャンピオンである秋吉選手が見事な走りで優勝されました。
今回は負けましたが、他の4人も今後のレースではだれが優勝してもおかしくないです。
最終戦で鈴鹿に戻ってきたときにどうなっているか、今から楽しみです。
伊藤選手がサーキットに戻ってきてくれた事を喜んでいるファンはたくさんいるはずです。
この走りを見ていれば、8耐も優勝候補ですね。
秋吉選手はさすがの早さです。
今年も全日本JSB1000の優勝候補筆頭です。
加賀山選手は全日本で活躍していた10年前から応援していた先週の1人なので、久しぶりにその走りが見れて良かったです。
マシンに「?」マークがありますが、これは現在メインスポンサー募集中のためとの事です。
成長著しい高橋巧選手です。
今年は有力チームの1つであるハルクプロに所属し、チャンピオンに挑む事となります。
エヴァンゲリオンレーシングの初号機にまたがる出口選手です。
スポンサーであるエヴァにばかり目が行きそうですが、全日本で長らく戦ってきた出口選手とカワサキ系のトッププライベーターであるトリックスターの組み合わせは侮れません。
ついにBMWがJSB1000に参戦です。
過去にボクサーツインのマシンで8耐等に参戦していた事もありますが、SBKでも活躍するS1000RRの戦闘力が全日本で見れるのは楽しみです。
写真の撮影場所をダンロップコーナーに移動しました。
ここからだと見事なハングオンを間近に見れるので、最近のお気に入り観戦ポイントです。
加賀山選手の見事なライディングフォームです。
こんな風に走りたいけどさすがに無理かな?(笑)
ハルクプロの高橋選手です。
ハルクプロは過去にJSB1000以外の全クラス制覇(125cc、250cc、ST600の3クラス制覇)を実施した事があります。
未だチャンピオンを取得した事のないJSB1000クラスで念願のタイトル獲得ができるか楽しみです。
ヤマハのエースの中須賀選手です。
怪我を折った体での力走を見せていました。
JSB1000でチャンピオンを獲得した事もありますが、その際には世界への扉は開かれませんでした。
今度こそチャンピオンをとって世界へ(今のヤマハだとSBKかな?)という思いがあると思います。
エヴァ2号機の芹沢選手です。
8年くらい前にカワサキワークスで活躍していた選手です。
当時はチームメートの井筒選手の陰に隠れていましたが、良い選手でした。
ずっとテストライダー等をされていましたが、昨年の8耐から表舞台に復帰されました。
カワサキの実質ワークスチームであるチームグリーンの柳川選手です。
新型マシンという事でか、開幕戦の今回は熟成マシンの上位陣に遅れをとっていましたが、ここから盛り返してくれると思います。
スターティンググリッドに向かうマシンを逆バンク入り口でとらえました。
鈴鹿サーキットはサーキットクルージングで10年くらい前に2回くらい走った事がありますが、逆バンクは本当にアウトに引っ張られるような感覚を受けました。
秋吉選手はさすがの速さで2位以下をジリジリと引き離していきます。
芹沢選手は6位でゴールしていました。
今年の8耐は同じエヴァの出口選手とのコンビでしょうか?そうなれば表彰台争いの可能性は十分あると思います。
加賀山選手は惜しくも4位でした。
それにしてもバイクが寝てますね~。
こんなに傾けてもバイクってコケないものなんですね、驚きです!
ホンダ鈴鹿レーシングチーム(鈴鹿のホンダ工場のチーム)で参戦の徳留選手です。
一流ライダーの加入で8耐での上位入賞も狙えるんじゃないでしょうか。
タイラレーシングから参戦の武田選手です。
一時期全日本から離れていましたが、ST600の初代チャンプの実力を発揮すれば上位陣をひっかきまわせる存在になると思います。
それにしても、このエヴァカラーは見事ですね。
スーパーGTにも同様のカラーのマシンが出ているようです。
エヴァ1号機は本当に目立ちます。
伊藤選手は惜しくも3位でした。
3位でも十分すぎるくらいの結果なのですが、やはり伊藤選手は全日本を代表する選手というイメージが強いので、勝って当然!!と思ってしまいます。
柳川選手はまだセットアップが決まっていないのか、苦戦していました。
8耐でヤマハは武田選手と中須賀選手のペアになるのでしょうか?発表が待たれます。
S字、逆バンク、ダンロップコーナーと東コースでコーナーが続くこの区間は見ごたえがあります。
チームグリーンとトリックスターによるカワサキ同市の仁義なき戦いが繰り広げられていました。
周回遅れを抜いて行く加賀山選手です。
優勝した秋吉選手がチームの旗を持ってウイニングランをされていました。
2位の中須賀選手と3位の伊藤選手が健闘をたたえあっていました。
きっと伊藤選手が中須賀選手に「まだまだ、現役いけますよ」とか言われているんじゃないでしょうか。(笑)
表彰台の3人です。
伊藤選手は頑張る姿で少しでもファンに元気を渡したいと行っていましたが、しっかり表彰台に立つという結果はさすがです。
秋吉選手、中須賀選手は金曜のフリー走行で転倒しており、歩くのもつらそうでした。
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